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トップページ社会保険労務士試験情報局ブログ版バックナンバー雑感その1 2006/01/22
■雑感




■まとめノートは作るほうがいいのか?

社会保険労務士試験に限らず、勉強の初期段階では不要だと思います。

「まとめノート」を作るのには結構時間がかかりますので、1回ノートを書く時間でテキストを数回読めます。(人間の頭の中で理解する速度は筆記する速度より随分速いですから・・・)

なので、まずはテキストを読んで全体像をつかむのが先決です。(ちなみに目次を読むももっと効果的です)

よく「書かないと覚えられない」と言う人もいますが、勉強の初期段階では、覚える(丸暗記)するよりも、全体像を把握し、しくみを理解するのが効果的なので覚える必要はないと思います。

それに初期段階で無理に覚えてもすぐに忘れてしまいますので(一部の天才は除く)、理解に重点を置いた方がいいと思います。(特に子供と違い大人は、理解したうえでないと覚えにくいですから)

※しくみを理解していれば、次にテキストを読んだときにすんなり頭に入りますので、自然に覚えてしまいます。そして問題を解くことによって理解度を自分自身で把握し、理解できていないところを重点的に潰していけば、より効果的です。

過去問の正解率がほぼ100%に近づいた段階で、まとめノートを作りたい方は作っても良いと思います。

でも、きれいにまとめてあり、まるでテキストのようなノートを作っている方をたまに見かけますが、ノートは人に見てもらうものではないので、「自分さえわかればよい」と割り切りって短時間でさっと作るほうが効果的です。

私の場合は、問題集や過去問の解説を読んで理解できたことなどを、テキストの欄外にどんどん書き込みしていきましたので、ノートは作りませんでした。
まあ、テキスト1冊にできるだけ情報を集約したかったので、ノートは必要なかったのもあります。

しかし、最後に予想問題集を解いていく段階で、間違った問題と解説をノートに書き出して「間違いノート」は作りました。
この間違いノートは最後の復習の時に、かなり役立ちました。(具体的には、ここから単語カードを作り隙間時間で覚えました)

結論としては、作りたい人は作ってもよいが、覚えることを目的として、テキストの内容を丸写しするようなノート作りは、時間がある人を除き、やめた方が良いと思います。

では。

  

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