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■雑感 | ||||
またまた、日曜日です。 なんか1週間がとても早く感じます。すぐに年を取ってしまうわけです。 私の場合、受験勉強している時の1年も早く感じました。 日曜日は勉強の話題から遠ざかることにしていますので、今日は社会保険労務士試験に合格した後の勉強法についてちょっと触れてみたいと思います。 実務で、労働相談を受け、一番頭を悩ますのが、「本当にこの回答がベストなんだろうか?」ということです。(私が未熟なだけかもしれませんが・・・) 受験のときだと、正しい(または誤った)ものを選ぶので、正解があり、調べれば根拠条文等がのってあり納得できます。 しかし、条文に書いてることは曖昧なので、実務で法律を使う場合は、まず、事実について確認し、その事実を条文にあてはめてみるという作業が必要になります。 例えば、ある会社の社長から、「能力の低い職員の給与を下げたいんだが、どのくらい下げてもいいのか?」という質問があったとします。 労働基準法第91条に減給の制裁の場合の制約は載っていますが、この規定は就業規則に基づく懲戒処分を行うときの規定で、職務能力が低く降格しそれに伴い職種が変わり賃金低下となる場合には適用されません。 では、「どのくらい下げたらいいのだろう?」また、「一方的に賃金を下げても問題なかったかな?」と疑問点が噴出し、判例や行政解釈を調べることになります。 でも、全く同じ事例があることは稀なので、やはり悩んでしまいますね。 私の場合は、自分で答えを見つけた後に、他の専門家の意見も聞いてみるようにしています。 一度初歩的な問題で、即答していまい、後で重大なミス(私の勘違い)を発見し、あわてて訂正したということがありますので、最近は納得行くまで調べることにしています。 実務で法律をどのように使っていけばいいのかは、次の本が参考になりました。私の愛読書です。 法律の使い方 では。 |
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