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トップページ社会保険労務士試験情報局ブログ版バックナンバー雑感その1 2006/03/21
■雑感




■間違った問題を復習するときのポイント

受験勉強にあたり、インプットも大事ですが、私はアウトプットのほうが大事だと思っています。

なぜなら、試験で一番重要なことは「本試験で出題された問題を解き合格点を取ること」だからです。

いくら、細かい知識を覚えていたとしても、実際に問題を解く時に、「どの知識を使うか」がわからなければ、正解を導くことはできませんから・・・。

その意味からも、私は問題集でアウトプット訓練(問題を解く訓練)を繰り返すことが、合格への近道だと思っています。

それに、漠然とテキストの重要語句を理解し覚えていくのと違い、問題集を解くと自己分析ができる利点もあります。

例えば、同じ間違った問題でも、人により色々原因があると思います。

「聞いたことがないような問題だった」
「聞いたことがあったけど、忘れていた」
「知識としてはあったが、ここで使うとは知らなかった」

で、復習する時に「聞いたことのない知識なら、しっかり理解する」、「忘れていたのならこの機会にしっかり記憶にとどめる」、「使いかたが分からなかったんなら、パターンを覚える」といったように弱点補強もできます。

あと、私の場合なんですが、「間違った問題」は記憶に残りやすいように思います。

問題集のうち8割正解(意味もちゃんと分かって)し、残りの2割が不正解なら上記のように自己分析をした上でしっかり復習します。
そして、そんな記憶は残りやすいので次回からは同じような問題でつまずくことは少なくなります。

しかし、問題を解いたときにほとんど正解できない(というかわからない)という問題の場合は、とりあえず解くことをやめ、問題文とその解説をどんどん読んでいき、問題集をテキストがわりにして知識を仕入れていきました。

最後に・・・。
間違った問題は、チェックしておき、必ず後日にもう一度解いてみることを忘れずに。放置は絶対に駄目ですね。

そのもう一度解いてみるタイミングですが、間違った後すぐに復習しても、問題と答えを覚えているんで正解できてしまいますから、私は1日後に復習するようにしていました。

その次は1週間後です。まあ、その時に正解(意味もちゃんと分かって)できた問題は、違う問題集で類似問題がでても間違うことはなくなっていましたね。

今日はお休みなんで、勉強法の雑感を書きました。

みなさんの勉強のヒントになれば大変嬉しく思います。

では。

  

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