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トップページ社会保険労務士試験情報局ブログ版バックナンバー雑感その1 2006/07/09
■雑感




■問題文の長さにだまされるな。

社会保険労務士試験の過去問を年度順に解いていくと、問題がだんだん長文化してますね。

問題を読むだけでも一苦労です。
それに、問題文が長いと見ただけで圧倒されてしまいますね。

私も平成17年の労働基準法の第3問の「C」を見たときは「なんじゃ〜」と思ってしまいました。

ちなみにコレです。

(問題)
「労働基準法第36条第2項の規定に基づき厚生労働大臣が定める「労働基準法第36条第1項の協定で定める労働時間の延長の限度等に関する基準」においては、36協定において1日を超える一定の期間についての延長することができる時間を定めるに当たっては、 当該一定の期間は、1日を超え3か月以内の期間及び1年間としなければならないこととされていることから、1年についての延長時間を定める36協定については、有効期間は、最も短い場合でも1年間となるが、1日及び1日を超え3か月以内の期間について定められた延長時間の有効期間までもすべて一律に1年間としなければならないものではなく、1日及び1日を超え3か月以内の期間について定められた延長時間の有効期間を1年間についての延長時間の有効期間とは別に、1年未満とすることもできる。」

でも、落ち着いてよく見てみると、「なんじゃこりゃ簡単じゃないか?」と拍子抜けしてしまいました。(笑)

問題文は長いが、ようするに、「36協定の期間は1日、1日を超え3ヶ月以内、1年と定めなければならないが、それぞれの有効期間は同じにしなくてもいいか?」という質問です。

それなら答えは簡単です。

「別に同じにしなくてもよい」

よって、答えは「正解」です。

私個人が感じたことなんですが、労働基準法の問題って特に長文が多いですね。
受験生のかたは最初から解き始めるので、「出鼻をくじいてやろう」という出題者のイジワルなんでしょうか?

合格体験記などを読むと、意外と労働基準法から解き始めていない方がいますが、私はマークミスしたらイヤなので(注意散漫な性格なんでよくやるんです。)、必ず労働基準法から解いていました。

本試験まであと少しです。
最後の追い込みですね。受験生の方はがんばってください。

そして見事合格し、来年の夏は思いっきり遊んでくださいね。

では。

  

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