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トップページ社会保険労務士試験情報局ブログ版バックナンバー 2006/11/24
■労働基準法




■労働基準法の選択式過去問(平成11年)

先日、宣言?したとおり、選択式対策用の基礎知識をアップすることにします。

社会保険労務士試験の過去問は、書店に行くとたくさん発行されていますので、珍しいものではないと思いますが、社会保険労務士の資格を取ろうと思っているが、まだ始めておらず、情報収集中の方のために、選択式(平成12年までは記述式)の問題がどんな感じなのか、知っていただくために、まず過去問からアップしていくことにします。

なお、法改正により変更になった部分等はできる限り、現行法に対応できるように改変しようと思っていますので、まるっきり同じ問題ではありませんよ。(念のため)

そして、社会保険労務士試験は選択式で出題されますが、択一試験でも役に立つ「正確な知識」を得ていただくために記述式で書いていきますね。


(問題)
労働基準法及び労働安全衛生法(平成11年)
次の空欄に入る言葉は?

1.使用者は、前借金その他労働することを条件とする前貸の債権と( A )を相殺してはならない。(労基法17条)

2.労働基準法の規定による賃金(退職手当を除く)の請求権は( B )年間行わない場合においては、時効によって消滅する。(労基法115条)

3.使用者は、事業の附属寄宿舎に寄宿する労働者の私生活の自由を侵してはならず、また、寮長、室長その他寄宿舎生活の( C )に必要な役員の選任に干渉してはならない。(労基法94条)

4.労働安全衛生法では、事業者の責務として、単に同法で定める労働災害の防止のための( D )を守るだけでなく、快適な職場環境の実現と労働条件の改善を通じて職場における労働者の安全と健康を確保するようにしなければならず、また、国が実施する労働災害の防止に関する施策に( E )するようにしなければならないことを定めている。(安衛法3条1項)


(答え)
(A)賃金
(B)2(退職手当は5年)
(C)自治
(D)最低基準
(E)協力

昔は簡単だったんですね。
今の本試験でこのレベルの問題が出題されたら、みんな正解で差はつかないかもしれませんね。

以上

  

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