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■社会保険労務士試験勉強の雑感




■働きながらの受験勉強

社会保険労務士試験の場合に限らず、勤務しながらの受験勉強は大変ですが、その分メリットもあるように思います。

まず、時間がない分学習方法に工夫しなければなりませんので、効率的な勉強をできます。

そして、どのような分野であれ勉強したことは、仕事の現場で役に立つこともたしかです。(社会保険労務士試験で勉強する内容は実生活でも役に立ちますね。)

また、残業すると受験勉強の時間がなくなるので、勤務時間中に集中して仕事を終わらせるように努力するので能率がアップするかもしれません。

私の場合ですと、社会保険労務士試験の受験勉強を始めるまで無縁だった法律の勉強することによって、筋道を立てたものの考えかたが身につき、レポートの作成とかのスピードがあがり分かりやすい文章を書けるようになりました。(自分では全然気がついていなかったんですが、上司に言われました。)

それに、社会保険労務士試験の勉強をすることにより、限られた時間を有効に使うことができるようにもなりました。

社会保険労務士試験の勉強を始めた当初、「勉強は机に座って腰を落ち着かせするものだ」という固定概念があったんですが、勉強時間を捻出するために、どこでも勉強できるように単語カードを作成し、昼休みなどには「今日はこの単語カードを全部覚える」といったノルマを課し勉強するようになりました。

社会保険労務士試験の受験期間中、家で机に座ってする勉強時間(勉強時間を気にしてもしかたないのですが・・・)は平日は2時間程度だったんですが、昼休みや夕食の準備中などの隙間時間で単語カードを覚えるといったことをしていましたので、実施はもう少し勉強する時間を確保できていたと思います。

あと、勤務している方だと、上司や仕事関係に付き合いでお酒を飲むことがありますが、私の考えでは「思い切って参加し楽しむのが良い」と思います。

その時間は勉強のことを忘れストレス解消になりますから・・・。

「勉強時間がなくなるので断る」という方もいらっしゃると思いますが、1週間単位で勉強に計画をたて、土曜日か日曜日のどちらかは自由な時間として確保しておくと、飲み会に参加してもその分の勉強はその予備日にすればいいわけですし、もし計画どおりに勉強が進んでいたら休養日にしてもいいのではないでしょうか?

社会保険労務士試験に限らず、勤務しながらの受験勉強をしている方には、「金銭的な不安がなくて済む」というメリットもあります。

※受験勉強ではたとえ独学でもテキスト、問題集等は購入しなければなりません。

受験勉強に専念している方は「金銭的な不安」や「もしこのまま合格できなかったらどうしよう?」という不安がつきまといますので、勤務しながらの勉強が必ずしも不利になるとは限りません。
不安があると効果的な勉強ができませんからね。

しかし、就職したばかりや職場をかわったばかりの頃は、本来の業務以外にも気を遣うことが多いと思いますので、受験勉強との両立は大変かもしれませんので注意してくださいね。

最後に私は「受験勉強に専念するな!」と言っている訳ではなく、「勤務しながらでも効果的な勉強を心がければ大丈夫なのでは?」と言っていますので、お気を悪くされないように願います。

  

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