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■社会保険労務士試験勉強の雑感




■1日の勉強時間について

たまに社会保険労務士試験の受験生の方が「1日何時間勉強すれば合格できますか?」という質問をしているのを見かけますが、ナンセンスだと思います。

ネット上の情報ですが、社会保険労務士試験の勉強時間は800時間から1,000時間などと言われています。

でも、気をつけないといけないのは、社会保険労務士試験の場合、1,000時間勉強しても必ず合格できるわけではない点には注意する必要があります。

私は、自分自身でどのくらい勉強すればいいのかは、その人の基礎能力や勉強経験等によって異なるものだと思っています。

例えば、法律の勉強を一度もした事がない受験生と行政書士試験に合格してからステップアップで社会保険労務士試験の受験を考えている人では当然勉強時間に差が出て当たり前でしょう。

なので、どのくらい勉強すればいいのかは、時間を基準として考えるのではなく、あくまでテキストや問題集の進み具合で考えるのがベターだと思います。

具体的には1ヶ月単位の目標を立て、そこから1週間単位、そして1日単位に落とし込んでいきます。

労働基準法を1ヶ月で仕上げようと思うのなら、最初の1週間でテキスト通読を終了し、次の1週間で過去問の検討、そして次はテキストの精読、最後に予想問題で一定の点数を取れるようにするといった具合です。

そして、自分の生活スタイルから勉強時間にあてることができる時間を捻出し、1日あたりの勉強量を決めていきます。

学校を卒業してから数年たっているなど、勉強する習慣がない場合は、最初は少なめに見積もっておき、勉強が習慣化してきてから1日勉強量を増やしていくほうがおすすめです。

なぜなら、最初のインプット時はテキストを読んでいても理解できない部分が多いので、つまずいてしまい、それがきっかけとなって受験勉強自体を断念してします可能性が高いからです。

※1週間のうち全く勉強しない予備日(私は日曜日でした)もつくっているほうが良いと思います。勉強計画が予定どおりに進んでいる場合はそのまま休養日のしてもいいですし、遅れ気味の場合は勉強時間にしてもいいので精神的に楽になります。

あと、勉強時間は何も机に座っている時間のみで考える必要はなく、隙間時間も有効に活用して効率よく勉強しましょう。暗記ものは単語カードにしておけば、トイレに入っているときでも覚えることができますので・・・。

  

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