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トップページ > 過去問研究室(一般常識)> 平成17年一般-第10問(社会保険審査官及び社会保険審査会法) | |||||
■社会保険労務士試験過去問研究室 | |||||
社会保険審査官及び社会保険審査会法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 (A)社会保険審査官は、厚生労働省の職員のうちから厚生労働大臣が任命し、その定数は102人とする。 (B)社会保険審査官は決定をしたときは、すみやかに、事件につき提出された文書その他の物件をその提出人に返還しなければならない。 (C)社会保険審査会の委員長及び委員の任期は2年とし、補欠の委員長及び委員の任期は前任者の残任期間とする。 (D)社会保険審査会は、委員長及び委員5人をもって組織する。 (E)社会保険審査会の会務の処理(再審査請求又は審査請求の事件の取扱いを除く。)は、委員長及び委員の全員の委員会議の議決によるものとする。
(A)正解 社審法1条2項、社審法2条、社審令1条 社会保険審査官の定数は、102人とされており、厚生労働省の職員のうちから、厚生労働大臣が任命することになっている。 よって、問題文は正解である。 (B)正解 社審法16条の2 社会保険審査官は、決定をしたときは、すみやかに、事件につき提出された文書その他の物件をその提出人に返還しなければならないことになっている。 よって、問題文は正解である。 なお、社会保険審査会が裁決したときも同様とされている。(法44条) (C)誤り 社審法23条1項 社会保険審査会の委員長及び委員の任期は、3年とされているが、補欠の委員長又は委員の任期は、前任者の残任期間となっている。 よって、「任期は2年」とした問題文は誤りである。 (D)正解 社審法21条 社会保険審査会は、委員長及び委員5人をもって組織されている。 よって、問題文は正解である。 なお、社会保険審査会の委員長及び委員は、人格が高潔であって、社会保障に関する識見を有し、かつ、法律又は社会保険に関する学識経験を有する者のうちから、両議院の同意を得て、厚生労働大臣が任命することになっている。(法22条1項) (E)正解 社審法27条の4第1項 社会保険審査会の会務の処理(再審査請求又は審査請求の事件の取扱いを除く)は、委員長及び委員の全員の会議(委員会議)の議決によるものとされている。 よって、問題文は正解である。 なお、「会務の処理」とは社会保険審査会の運営に関することなどが考えられる。 |
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