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■社会保険労務士試験科目別攻略法(国民年金法) | ||||||||||
勤務している人など被用者が加入し基礎年金に上乗せして支給される被用者年金制度(2階部分)があります。 ※その他企業が独自に加入する企業年金制度があり、これらは一般的に3階部分と言われています。 国民年金とは、そのうち基礎年金部分について規定された法律で、老齢、障害、死亡という保険事故に該当した場合に基礎年金を支給する公的年金制度です。 保険料は収入に関係なく一律(ただし収入が少ない人には免除の制度がある)です、そして支給をうけることができる保険給付も一律となっています。 ※被用者年金制度に加入している人とその被扶養者である配偶者は、被用者年金各法の保険者から基礎年金拠出金として支払われますので、別途、国民年金の保険料を負担する必要はありません。
年金制度が全国民対象の基礎年金(原則としてすべての国民が対象)とその上乗せとして会社員等が加入する厚生年金保険や公務員が加入する共済制度があることいったしくみをきちんと理解する必要があります。 この部分をしっかり理解しておくことで、テキストを読み進めることが苦でなくなると思います。
年金のしくみを理解する上では国民年金法だけでなく、同じく本試験の科目となっている厚生年金保険法についても理解する必要があるので、まずテキストは国民年金法を通読し、その後すぐに厚生年金保険法についても通読したほうが理解が深まると思います。
年金額がいくらになるのか実際に手で計算してみれば、間違って理解している場合に間違い箇所を発見しやすいと思います。 面倒がらずに、手で計算する癖をつけておく必要があります。 本試験に合格して社会保険労務士になってから、知り合いとかに一番相談をうけるのが年金に関することだと思いますので、しっかり学習しておきましょう。
老齢基礎年金の原則(20歳から60歳まで40年間加入して65歳から一定の年金が死ぬまで支給される)を覚えてから、保険料の免除規定など個別の要件について理解していきます。 もちろん理解の深度は社会保険労務士の本試験レベル問題集と過去問でチェックします。
障害基礎年金の原則(初診日要件、障害認定日要件、保険料納付要件)を覚えてから、事後重傷による場合、基準障害による場合、併給調整、20歳前の障害による場合と順に理解していきます。
遺族基礎年金は、被保険者が死亡したときに妻(子がいる妻だけ)又は子に支給されることをまず理解します。 その後に被保険者が死亡した場合の要件と老齢基礎年金の受給資格を満たしたものが死亡した場合の要件について理解していきます。 |
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