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■社会保険労務士試験過去問研究室 | |||||
届出等に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 (A)被保険者は、同一の年金事務所の管轄区域内において、同時に二以上の事業所に使用されるに至ったときは、10日以内に、届書を日本年金機構に提出しなければならない。(一部改正) (B)被保険者が、その住所を変更したときは、速やかに、変更後の住所を自分で日本年金機構に届け出なければならない。(一部改正) (C)事業主は、被保険者の資格を取得した者があるときは、速やかに、被保険者資格取得届又は当該届書に記載すべき事項を記録した磁気ディスクと年金手帳を日本年金機構に提出しなければならない。(一部改正) (D)事業主は、70歳に到達した被保険者を引き続き使用する場合は、70歳以上被保険者該当届を日本年金機構に提出する必要がある。(一部改正) (E)受給権者が死亡したときは、戸籍法の規定による死亡の届出義務者は、1か月以内に、その旨を厚生労働大臣に届け出なければならない。(一部改正)
(A)正解 則2条 被保険者は、同一の年金事務所の管轄区域内において、同時に2以上の事業所に使用されるに至ったときは、10日以内に、所定の事項を記載した届書(2以上事業所勤務届)を、日本年金機構に提出しなければならないことになっている。 よって、問題文は正解となる。 (B)誤り 則6条の2、則21条の2第1項 被保険者は、その住所を変更したときは、速やかに、変更後の住所を事業主に申し出なければならず、申出を受けた事業主は、速やかに、所定の事項を記載した届書又は記録した磁気ディスクを日本年金機構に提出しなければならないことになっている。 よって、「自分で日本年金機構に届け出なければならない。」とした問題文は誤りとなる。 (C)誤り 則15条1項 被保険者の資格取得の届出は、当該事実があった日から5日以内に、厚生年金保険被保険者資格取得届又は当該届書に記載すべき事項を記録した磁気ディスクを日本年金機構に提出することとされている。 よって、「速やかに」とした問題文は誤りである。 なお、船員被保険者の資格の取得の届出は、当該事実があった日から10日以内とされているので注意すること。(則15条2項) (D)誤り 則15条の2 70歳に到達した被保険者を引き続き使用する場合は、当該事実があった日から5日以内(船員たる70歳以上の使用される者については10日以内)に70歳以上被用者該当届を日本年金機構に提出する必要がある。 よって、「70歳以上被保険者該当届」とした問題文は誤りとなる。 (E)誤り 法98条4項 受給権者が死亡したときは、戸籍法の規定による死亡の届出義務者は、10日以内に、その旨を厚生労働大臣に届け出なければならないことになっている。 よって、「1か月以内」とした問題文は誤りとなる。 |
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