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■社会保険労務士試験勉強の雑感




■社会保険労務士の受験勉強に六法は必要か?

社会保険労務士試験の受験生の方にたまに、「六法って必要ですか?」と聞かれます。

私自身は、社会保険労務士試験の受験勉強のときには、六法は一度も使用しませんでしたので、なくても問題ないと思います。

でも、合格するまでは必要ないと思いますが、合格後に実務家になった場合は絶対に必要です。

それも六法だけでなく、労働法全書や行政解釈を集めたコンメンタールなども必要です。結構な出費なんですけど。(笑)

学生時代には辞書とか調べるのが一番嫌いだった私ですが、社会保険労務士になってからは、すべての相談について法令を確認するようにしています。

そうしないと質問に安心して回答できませんね。(私が未熟なだけかも・・・)

社会保険労務士試験の受験生の方で「六法は高いな」と思われる方は、法令データ提供システムならネットに接続できる環境があれば無料で利用できます。

あと、根拠通達について調べたい場合は、厚生労働省法令等データベースシステムが便利です。

こちらは、全部の通達が提供されているわけでないことと原文のままなので試験対策として必要な箇所のみピックアップするのが大変だという欠点もあります。

どうしても根拠条文や通達を見てみたいという受験生の方は、条文が記載されてあって、その下に参考通達や判例が載っている(社労士受験実務六法〈平成18年対応版〉)がおすすめです。(少し高いですが・・・)

まあ、個人的な意見としては、根拠を目で確認していくというのは学問として大切なことだと思いますが、合格することを目標とするならば、過去問、問題集をガンガン潰していき、問題のパターンと解答を覚えていくのが早いと思います。

なお、法文は独特の言い回しで書かれていますので、なれるまでは大変かもしれません。(笑)

ちなみに社会保険労務士試験の時には使用しなかった六法ですが、行政書士試験の時には、法文からの穴埋め問題が記述式で問われる可能性があったので、憲法や民法などは条文の素読を行いました。

結構つらいものがありました。(泣)

この雑感は社会保険労務士試験ブログ版で書いた内容を一部削除及び追加したものです。

ブログでこの記事を配信したときは、結構アクセス数があったのでみなさん興味がある分野なのかなと思い気合入れて書き直しました。(爆)

  

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